Dolphin  TAKESHI KANESHIRO  Filmography

                      

 チャイナ・ドラゴン 
             _95年 

                     

 監督 チュー・イェンピン。
2大子役がほとんど主役の座を張っていて、バリバリのカンフーを見せてくれます。それにしても、ませた子役には、もし目の前にいたら後ろからコツいてやりたくなります。
同監督の作品『危険な天使たち』は、そのコメディータッチを私は、素直に受け入れられて、すっごく笑ったが、この映画の妄想部分の笑いは、あんまりくだらなすぎて、かわいてしまった。とはいえTAKESHIのキャラとしては、こういうさえない役に、なぜかはまってしまうのだ!
『ライフカード』のCMの鼻血ブー!なんか目じゃないほど、ばかばかしい。  『 啓吾 』 に熱い視線を向けてファンになった人は、これを見てアワをふいたことでしょう!
 トラブル・メーカー 
             _95年
 監督 チュー・イェンピン。
ン・マンタとあの「ガキ」_(失礼!)それにTAKESHIのコメディーシリーズ。 これはとてもテンポが良く、いたずらやコケるタイミングが絶妙です。 ン・マンタの「達」、TAKESHIは「武」_(モウ)とすっかり本名のままでGOしています。  好きな女の子に再三アタックするタケちゃんだが、ラブレターをラジコンカーで運んだり、風船いっぱい持って空からケイタイでコールしたり、とにかく徹底したコメディアンぶり! ブルース・リーになりすまして「アチョーッ!」なんて言うのも見せてくれます。  それにしてもこんな学園ありっ? カンニングする方法がこんなにあったとは・・・。
ン・マンタと小生で修行に行った先でも、とことんお笑い連発! でもその底にはン・マンタが思いを寄せている盲目の女性の角膜手術代をどうにか得ようとする、せつないストーリーが隠されているのだ。 私は、ン・マンタの味のある演技力に脱帽です!  タケちゃんは、まだまだ若いアイドルって感じ。 右目を細めて、はすに構えてカッコつけるタケちゃん。今後の映画にはもう観られないのかなぁ。
   
 天使の涙   
             _95年
 監督 ウォン・カーウァイ。動員数7万4000人。
これを語るには、なぜか『恋する惑星』とセットになってしまう。あまりにもセットになっているので私はたまに双方のストーリーをいれちがえて勘違いをおこしてしまうのだ。
あっそうそう、こっちは豚マッサージとバイクのほうね!
ところでTAKESHIは、バイクの免許持ってたっけ? 若かりし頃には無免でブンブンふっとばしていたとか・・・。
映画のコメントではすっかりなくなってしまったようですが、私はこのフワ〜っとしたTAKESHIの雰囲気にドップリはまってしまって、未だにタケちゃんの世界から抜け出せずにいるのです。
あの『お父ちゃん』を、撮ったビデオすっごく味があって泣ける。『お父ちゃん』は、一般人のスポット参加。 さすがウォン・カーウァイの映画ですねぇ。
チャーリーとの恋物語もこのへんから始まったのでしょうか?ストーリーについては、どこのビデオ屋にもこの映画は置いてあるので、ご自分で確かめてみるべし!